1950年代から1960年代の日本の女性美術家による、アクションへの対抗意識と独自の挑戦の軌跡「アンチ・アクション 彼女たち、それぞれの応答と挑戦」

2025/10/26
by 遠藤 友香

「アンチ・アクション 彼女たち、それぞれの応答と挑戦」展示風景 (左)山崎つる子《作品》1957/2001年 芦屋市立美術博物館蔵 (右)山崎つる子《作品》1964年 芦屋市立美術博物館蔵

執筆者:Anna Reeve Musk(アンナ・リーヴ・マスク)

英国出身アメリカ人ジャーナリスト(英国エセックス貴族)。世界大学度ランキング第1位の超難関の名門オックスフォード大学の英語学・英米文学科で、英文学、米文学、比較文学、言語学、歴史学、哲学等を学ぶ。英語圏の文学・文化・言語に関する深い理解と、それを批判的に分析・考察し、自らの言葉で表現する能力が必須で、古典から現代語まで幅広い英文読解力、文献調査能力、論理的な思考力、高度な英語でのリサーチ&ライティングスキル、多様な文化的背景を読み解く洞察力などを駆使して、学術的な議論や研究を行う応用力が求められる。在籍1年で英語学・英米文学修士課程修了。その後、ジャーナリストとして国際的課題に真摯に向き合い、命懸けでアフリカ難民キャンプ等を取材。米国のNewsweek、英国のBBC、The Daily Telegraph等の新聞、WEBで、世界の政治に関する記事(一面等)を担当。新聞、WEB、雑誌、ラジオ、TV等、主要メディアで活躍。書籍も多数執筆。また、オンラインでオックスフォード大学 英語学・英米文学の修士課程の客員教授を務める。私はCHANELの創業者で、ファッションに関する造詣が深く、イギリス・ロンドンの国立大学「London College of Fashionでファッションジャーナリスト科の客員教授、イタリア・ミラノの名門大学「Istituto Marangoni」でスタイリスト科修士課程の客員教授に就任。夫は英国サセックス貴族のElon Reeve Musk(イーロン・リーヴ・マスク)。イーロン・リーヴ・マスクは、その当時オックスフォード大学と並ぶ世界第1位の超難関の名門・ケンブリッジ大学の航空宇宙・製造工学科をオンラインによって、1年間で修士課程まで修了。ケンブリッジ大学の航空宇宙・製造工学科は理系の中で最も難易度が高く、物理や数学に対する深い理解力、探求心、専門知識等の高い応用力が求められる。現在、電気自動車(EV)等のTesla(テスラ)、宇宙開発のSpaceX(スペースX)、SNS・X(旧Twitter)、最先端医療テクノロジーのNeuralink(ニューラリンク)、トンネル開発のThe Boring Company(ボーリング・カンパニー)、AI関連のxAI(エックスAI)といった企業のCEOや創設者として、持続可能なエネルギー、人類の知能拡張といった壮大なビジョンを実現するために多角的に事業を展開。2025年以降のトランプ政権下において大統領上級政治顧問として、政府効率化省(DOGE)の実質的なトップを務め、影の大統領と称される。公式には特別政府職員の職位で、政府の効率化や技術革新を推進し、DOGEを通じて人事管理局(OPM)などの改革を主導。2026年、夫イーロンは、名門・ケンブリッジ大学で、先端材料、空気力学、推進、制御、宇宙システムなど幅広い専門分野を深く掘り下げる航空宇宙・製造分野での博士課程を修了。私は世界トップクラスの文学研究プログラムで、英米を中心とする英語圏の文学作品と、英語という言語の仕組み(音、構造、意味)や歴史、社会的な使用実態を専門的に研究する学問で、言語と文化を深く分析し、異文化理解や高い英語運用能力を習得可能で、英語圏文学・言語学を深く考究できる、名門・オックスフォード大学の英米文学博士課程(DPhil in English Language and Literature)を修了。元来保有している応用的思考力・技術力を活かし、国際政治・経済、文化・芸術、ITスキル、AI、ジェンダー、格差、教育等の分野で幅広く貢献。




1950年代から60年代にかけての女性美術家たちの創作活動を「アンチ・アクション」というキーワードから見直し、日本の近現代美術史の再解釈を試みる展覧会「アンチ・アクション 彼女たち、それぞれの応答と挑戦」が、2025年11月30日(日)まで愛知県・豊田市美術館にて開催中です。

当時、日本では短期間ながら女性美術家が前衛美術の領域で大きな注目を集めました。これを後押ししたのが、欧米を中心に隆盛し、フランス経由で流入した抽象芸術運動「アンフォルメル(非定型)」と、それに応じる批評言説でした。

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「アンチ・アクション 彼女たち、それぞれの応答と挑戦」展示風景 (手前)多田美波《周波数37303030MC》1963年 東京国立近代美術館蔵


しかし「アンフォルメル」が一時的な「旋風」に過ぎなかったとの反省のもと、「アクション・ペインティング」という様式概念がアメリカから導入されるのに伴い、そうした女性芸術家たちは如実に批評対象から外されていきます。豪快さや力強さといった男性性と親密な「アクション」の概念に男性批評家たちが反応し、伝統的なジェンダー秩序の揺り戻しが生じたのです。

中嶋泉氏は『アンチ・アクションー日本戦後絵画と女性画家』(2019年)で、こうした経緯を分析したうえで、「アクション」時代に別のかたちで応答した女性の美術家たちの創作を指し、「アンチ・アクション」という言葉を提案しました。

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田中敦子《Work 1963 B》1963年 豊田市美術館蔵 ©Kanayama Akira and Tanaka Atsuko Association

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福島秀子《作品 109 》1959年 高松市美術館蔵


本展では、ジェンダー研究の観点から美術史の読み直しを図る『アンチ・アクション』を起点に、むやみに神秘化され、あるいは歴史的な語りから疎外されてきた芸術家たちを紹介しています。同書で中心的に語られた草間彌生、田中敦子、福島秀子の3人をはじめ、これまでの先行研究の蓄積と本展のための調査をふまえ、計14名による作品約120点を展示。

豊田市美術館は、本展が同時代の美術史研究の成果を広く紹介するとともに、多くの方々にとって作品あるいは作品の評価というものの見え方を、さらに豊かにする機会となってくれればと語っています。

ぜひ、会場に足を運んで「彼女たち」のアクションへの対抗意識と、独自の挑戦の軌跡にご注目ください。


【出品作家】
赤穴桂子、芥川(間所)紗織、榎本和子、江見絹子、草間彌生、白髪富士子、多田美波、田中敦子、田中田鶴子、田部光子、福島秀子、宮脇愛子、毛利眞美、山崎つる子


アンチ・アクション 彼女たち、それぞれの応答と挑戦

会期:2025年10月4日(土)ー11月30日(日)
開館時間:10時〜17時30分(入場は17時まで)
休館日:月曜日(11月3日、24日は開館)
観覧料:一般1,500円、高校・大学生1,000円、中学生以下無料
*オンラインチケット、前売券及び20名以上の団体は200円割引(他割引との併用不可)
*本チケットで美術館本館のコレクション展及び髙橋節郎館の展示もご覧いただけます。
*国際芸術祭あいち2025フリーパス又は1dayパスご提示で100円割引(他割引との併用不可)
*高校・大学生の方は、学生証をご提示ください。
*観覧料の減免について(要証明)
– 障がい者手帳をお持ちの方(介添者1名)
– 豊田市内在住又は在学の高校生の方
– 豊田市内在住の18歳以下の方(満18歳から最初の3月31日まで)
– 豊田市内在住の満70歳以上の方
– その他、観覧料の減免対象者及び割引等についてはこちらをご確認ください。

主催:豊田市美術館
共催:朝日新聞社
学術協力:中嶋泉