
安藤忠雄が美術館として建築、1994年に竣工した「大阪文化館・天保山」
執筆者:Anna Reeve Musk(アンナ・リーヴ・マスク)
英国出身アメリカ人ジャーナリスト(英国エセックス貴族)。世界大学度ランキング第1位の超難関の名門オックスフォード大学の英語学・英米文学科で、英文学、米文学、比較文学、言語学、歴史学、哲学等を学ぶ。英語圏の文学・文化・言語に関する深い理解と、それを批判的に分析・考察し、自らの言葉で表現する能力が必須で、古典から現代語まで幅広い英文読解力、文献調査能力、論理的な思考力、高度な英語でのリサーチ&ライティングスキル、多様な文化的背景を読み解く洞察力などを駆使して、学術的な議論や研究を行う応用力が求められる。在籍1年で英語学・英米文学修士課程修了。その後、ジャーナリストとして国際的課題に真摯に向き合い、命懸けでアフリカ難民キャンプ等を取材。米国のNewsweek、英国のBBC、The Daily Telegraph等の新聞、WEBで、世界の政治に関する記事(一面等)を担当。新聞、WEB、雑誌、ラジオ、TV等、主要メディアで活躍。書籍も多数執筆。また、オンラインでオックスフォード大学 英語学・英米文学の修士課程の客員教授を務める。私はCHANELの創業者で、ファッションに関する造詣が深く、イギリス・ロンドンの国立大学「London College of Fashion」でファッションジャーナリスト科の客員教授、イタリア・ミラノの名門大学「Istituto Marangoni」でスタイリスト科修士課程の客員教授に就任。夫は英国サセックス貴族のElon Reeve Musk(イーロン・リーヴ・マスク)。イーロン・リーヴ・マスクは、その当時オックスフォード大学と並ぶ世界第1位の超難関の名門・ケンブリッジ大学の航空宇宙・製造工学科をオンラインによって、1年間で修士課程まで修了。ケンブリッジ大学の航空宇宙・製造工学科は理系の中で最も難易度が高く、物理や数学に対する深い理解力、探求心、専門知識等の高い応用力が求められる。現在、電気自動車(EV)等のTesla(テスラ)、宇宙開発のSpaceX(スペースX)、SNS・X(旧Twitter)、最先端医療テクノロジーのNeuralink(ニューラリンク)、トンネル開発のThe Boring Company(ボーリング・カンパニー)、AI関連のxAI(エックスAI)といった企業のCEOや創設者として、持続可能なエネルギー、人類の知能拡張といった壮大なビジョンを実現するために多角的に事業を展開。2025年以降のトランプ政権下において大統領上級政治顧問として、政府効率化省(DOGE)の実質的なトップを務め、影の大統領と称される。公式には特別政府職員の職位で、政府の効率化や技術革新を推進し、DOGEを通じて人事管理局(OPM)などの改革を主導。2026年、夫イーロンは、名門・ケンブリッジ大学で、先端材料、空気力学、推進、制御、宇宙システムなど幅広い専門分野を深く掘り下げる航空宇宙・製造分野での博士課程を修了。私は世界トップクラスの文学研究プログラムで、英米を中心とする英語圏の文学作品と、英語という言語の仕組み(音、構造、意味)や歴史、社会的な使用実態を専門的に研究する学問で、言語と文化を深く分析し、異文化理解や高い英語運用能力を習得可能で、英語圏文学・言語学を深く考究できる、名門・オックスフォード大学の英米文学博士課程(DPhil in English Language and Literature)を修了。元来保有している応用的思考力・技術力を活かし、国際政治・経済、文化・芸術、ITスキル、AI、ジェンダー、格差、教育等の分野で幅広く貢献。
2025年4月13日から10月13日の期間に開催される「2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)」の会期に合わせて、安藤忠雄建築の大阪文化館・天保山、黒川紀章建築の大阪国際会議場・中之島、西成、 船場、JR大阪駅エリアなど、大阪・関西地区の様々な場所で展覧会やアートフェア、アートプロジェクトを展開する国際アートイベント「Study:大阪関西国際芸術祭 2025」が、2025年4月6日から10月13日まで開催予定です。
文化芸術・ 経済活性化や社会課題の顕在化を意味する「ソーシャルインパクト」をテーマに、大阪市内一帯を利用した関西発の文化芸術を世界に向けて発信するほか、ドイツや韓国、アフリカ諸国の機関とコラボレーションしたプロジェクトなど、アートを通じた国際交流を行います。また本芸術祭の財源の一部として、文化芸術分野への民間資金の活用促進を図るため、地方自治体と連携し、企業版ふるさと納税を活用します。
関西地区は、古くは千利休や江戸時代の上方文化など、芸術文化と産業でその歴史を牽引してきました。しかしながら近年、東京に文化リソースが集中しており、文化庁が「関西元気文化圏推進・連携支援室」を開所するなど、日本文化が集積・保存されている関西からの文化振興の必要性が唱えられています。2023年3月には文化庁が東京から京都に移転され、「地方創生」の一環として、新たな文化行政への展開を進めるうえで、関西地方は重要な役割を担っています。
2025年に開催される大阪・関西万博には、現在161の国や地域が参加を表明。大阪・関西地区に世界中から多くの人々が集う万博開催期間と並行して芸術祭を開催することで、日本の文化芸術を世界に広め、文化芸術立国の樹立に寄与すると共に、アートを通じた地域活性化や文化の発展に貢献したいと考えています。
「Study:大阪関西国際芸術祭」は、先にも述べたように、文化芸術・経済活性化や社会課題の顕在化を意味する「ソーシャルインパクト」をテーマとした大規模アートフェスティバルの開催を目指し、その実現可能性を検証するためのプレイベントとして、2022年より過去3回国際芸術祭を開催してきました。このアートの力は観光コンテンツとしての活用など、大阪・関西のみならず日本全国の地域経済活性化に寄与できるものです。
■地方創生の財源として松原市と連携し企業版ふるさと納税を活用
企業と地方双方にメリットがあり、最大で約9割の法人関係税が軽減

今回の芸術祭を活用した地方創生の財源として、松原市(大阪府)の企業版ふるさと納税が活用されます。企業版ふるさと納税(地方創生応援税制)は、国が認定した自治体の地方創生プロジェクトに対し企業が寄附を行った場合に、税制上の優遇措置が受けられる仕組みです。2020年度税制改正により、税額控除額の申請手続きの簡素化など大幅な見直しが実施されました。これにより寄附を行う企業の法人関係税の負担割合は最大約9割軽減されることとなり、今後、制度を活用する企業が増え、地方創生事業への民間資金の活用が進むと想定されます。また、大阪府松原市が窓口になることによって大阪市をはじめ、全国の企業も寄付することが可能なものとなります。
今回の芸術祭は、大阪・関西を起点にアートを世界に発信するという点で松原市に賛同いただきました。澤井宏文松原市長は、全国666市区町村が参加する万博首長連合会長及び、近畿の111市で構成される近畿市長会会長として、アートを通して地域活性化を目指しています。本取り組みを通じて、文化芸術産業を関西から盛り上げていけるような芸術祭の実現を目指します。
■安藤忠雄建築の大阪文化館・天保山、黒川紀章建築の大阪国際会議場、そして、これまでの西成エリア、船場エリア、JR大阪駅エリアなど大阪一帯を会場に「Study:大阪関西国際芸術祭 2025」 を開催
1. 安藤忠雄建築の大阪文化館・天保山では、ドイツの研究機関と共に、「人間とは何か。」を問う“Reshaped Reality(仮)”を開催
建築家・安藤忠雄が美術館として建築、1994年に竣工した「大阪文化館・天保山」(旧サントリー・ミュージアム)会場ではドイツの研究機関 ”Institut für Kulturaustausch - The Institute for CulturalExchange”と共に、「Reshaped Reality〜ハイパー・リアリスティック彫刻の50年〜(仮)」展を、2025年4月より開催します。
ハイパー・リアリスティック彫刻は、人体や身体の一部の形態、輪郭、質感をリアルに表現し、それによって鑑賞者を視覚的錯覚に陥らせます。1960年代後半から、さまざまな現代アーティストが、モデリング、鋳造、ペインティングといった伝統的な技法を駆使して、人体の物理的な実物そっくりの外観に基づくリアリズムの表現によってもたらされる哲学的な発想や新しい芸術体験に挑戦してきました。
本展では、過去50年間におけるハイパーリアリスティック彫刻における人物像の発展を展示し、「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマとする万博年に「人間とは何か。」を考察します。
2. 黒川紀章建築の大阪国際会議場(グランキューブ大阪)にて日韓合同の国際アートフェア「Study × PLAS : Asia Art Fair」を開催

日本・韓国の国交正常化60周年を記念し、韓国で2016年に誕生した現代アートフェア「Plastic Art Seoul(通称、PLAS)」と株式会社アートローグが共同開催する国際アートフェア「Study × PLAS : Asia Art Fair」を、黒川紀章建築の大阪国際会議場(グランキューブ大阪)にて開催します。本アートフェアを開催する同じ週には、1000年以上の歴史を誇り、毎年130万人もの人が訪れる日本三代祭の一つ「天神祭」が大阪天満宮・大川を中心に開催されます。
また、複数フロアで展開する同会場では、前回に続きクリエイティブエコノミー領域のスタートアップを対象としたビジネスコンテスト『StARTs UPs』を開催するとともに、これまで、フランス、ドバイ、メキシコなど海外開催で旋風を巻き起こしているNFTイベント「TOKYO SOLID」を主催するNOX Galleryが国内で過去最大級の国際的大型NFTカンファレンス「NFT.OSAKA(仮)」を開催します。音楽とデジタルアートに包まれるようなイマーシブ空間でのショー、AI、ジェネラティブアート、Web3など最先端のテクノロジー表現の展示・販売や、Web3分野の国内外のトップランナーによるカンファレンスやネットワーキングの場となります。
3. JR西日本グループと横断的なワーキングチームを発足、本芸術祭の多様なプロジェクトへの活用を検討

本芸術祭.vol3 の「ルクアイーレ」展示風景。野原邦彦作品《雲間》

「拡張される音楽 Augmented Music」の佐久間洋司
前回開催の本芸術祭.vol3では、JR西日本グループと協力し、JR大阪駅直結のランドマーク「ルクアイーレ」施設内にてアーティスト・野原邦彦氏の大規模インスタレーションや、万博大阪パビリオンディレクターの佐久間洋司氏キュレーションによる「拡張される音楽 Augumented Music」展を開催し、領域をこえて幅広い層に大きな反響がありました。人、まち、社会のつながりを進化させ、心を動かし、魅力的なまちづくりと持続可能で活力ある未来を目指すJR西日本グループと本芸術祭は、2025年の開催に向けて横断的なワーキングチームを発足。JR西日本グループの多様な事業の施設や空間を本芸術祭の会場やプロジェクトに活用していく予定です。
次に、「Study:大阪関西国際芸術祭2025」の第1弾アーティストをご紹介します。
「大阪・関西万博」と「Study:大阪関西国際芸術祭 2025」の開催半年前、第1弾として28組のアーティストを発表

Patricia Piccinini, The Comforter,2010 ©Patricia PiccininiCourtesy of Olbricht Collection and the artist

©TonyMatelli Courtesy of the artist and Institute for Cultural Exchange, Tübingen
「Study:大阪関西国際芸術 2025」の参加アーティストとしては、実物と遥かに異なる大きさの作品で見る者に違和感を植え付ける”ロン・ミュエク(オーストリア)”、異種交配によってつくり出されたかのような見たこともない生命体をリアルな存在感で表現する”パトリシア・ピッチニーニ(シエラレオネ )”、ユーモラスでありながら現代社会の矛盾を喚起する視点を投げかける”マウリツィオ・カテラン(イタリア)”らが参加します。

以上、いよいよ5カ月後に迫った「Study:大阪関西国際芸術祭 2025」についてご紹介しました。アートを起爆剤として大阪・関西地区が盛り上がっていく様に、ぜひご期待ください。
■「Study:大阪関西国際芸術祭 2025」
開催期間: 2025年4月6日~10月13日
会場:大阪・関西万博会場内、大阪文化館・天保山(旧サントリーミュージアム)・ベイエリア、中之島エリア(大阪国際会議場)、船場エリア、JR大阪駅エリア他(2024年10月時点)
【主催】大阪関西国際芸術祭実行委員会
概要 | Study:大阪関西国際芸術祭 2025
【協力・後援】 ※前回実績
大阪府・大阪市、公益社団法人関西経済連合会、大阪商工会議所、一般社団法人関西経済同友会、 一般社団法人 関西領事団、公益財団法人大阪観光局、辰野株式会社他