「GUCCI(グッチ)」が、京都 西陣織の最も歴史ある老舗のひとつ「HOSOO(細尾)」とのコラボによる「Gucci Nishijin」の第4章を発表

2025/11/16
by 遠藤 友香

Courtesy of Gucci


執筆者:遠藤友香(Yuka Endo)


1921年に、イタリア・フィレンツェにて創設された「GUCCI(グッチ)」。世界のラグジュアリーファッションを牽引するブランドのひとつです。

この度、グッチは京都 西陣織の最も歴史ある老舗のひとつ「HOSOO(細尾)」とのコラボレーションによる「Gucci Nishijin」の第4章を発表しました。

伝統、クラフツマンシップ、そしてクリエイティビティという共通の価値観を軸に、グッチとHOSOOのパートナーシップは2022年にスタートしました。そのヴィジョンは、何世紀にもわたって受け継がれてきた織の技術を、現代的な視点で再解釈するということにあります。

以来、グッチとHOSOOの職人が密接に協力し、グッチのシグネチャーバッグのための革新的なテキスタイルを開発してきました。それぞれのコラボレーションは、日本を代表する伝統工芸のひとつである西陣織の洗練された芸術性を体現しています。

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Courtesy of Gucci


第4章では、「グッチ バンブー 1947」「グッチ ダイアナ」の新たな限定バッグが登場します。HOSOOのシグネチャーテキスタイル「Petals」の技法を用いて、フローラ モチーフとGGパターンを融合させたオリジナルテキスタイルで仕立てられたこれらのバッグは、繊細に咲き誇る花々の表情を高度な職人技を駆使して表現し、さらに西陣織特有の多層構造の中に銀の箔を緻密に織り込むことで、奥行きと立体感を生み出しています。あたたかみのあるアイボリーやコッパー、ローズの色調に、ダークブラウンのバンブーハンドルを組み合わせることで、上品で優美な限定ハンドバッグが完成しました。

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Courtesy of Gucci


限定のハンドバッグは、全10アイテム。「グッチ バンブー 1947」、「グッチ ダイアナ」は、アイボリー、コッパー、ローズの3色展開でそれぞれ同系色のレザートリムを組み合わせています。さらに「グッチ バンブー 1947」ミニサイズのアイボリーには、トリムにプレシャスレザーを用いた特別な仕上げが施されています。また、アイボリーにはアンティークシルバートーン、コッパーとローズにはライトゴールドトーンのハードウェアがアクセントを添えています。

本プロジェクトについてHOSOO 12代目であり、クリエイティブディレクターの細尾真孝氏は次のように語っています。

「グッチとの4年にわたるコラボレーションでは、伝統と革新の対話を重ねながら、織の新たな可能性を探り続けてきました。第4章では、その探求がさらに深化し、“光と陰”“静と動”といった相反する要素を織り込み、テキスタイルがもつ立体的な表情をより豊かに表現しています。西陣織の技術がグッチのクリエイティビティと交わることで生まれる新しい美のかたちを、ぜひ感じていただければと思います」。

Gucci Nishijin第4章の新作ハンドバッグは、11月6日より順次、一部のグッチショップ、グッチ公式オンラインショップにて数量限定で販売開始中です 。展開カラーやモデルの詳細は、グッチ クライアントサービス(0120-99-2177)までお問い合わせください。

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