執筆者:遠藤友香
「異彩を、放て。」をミッションに掲げ、異彩作家とともに、新しい文化をつくるアートエージェンシー「ヘラルボニー」。国内外の主に知的障害のある作家の描く2,000点以上のアートデータのライセンスを管理し、さまざまなビジネスへ展開しています。支援ではなく対等なビジネスパートナーとして、作家の意思を尊重しながらプロジェクトを進行し、正当なロイヤリティを支払う仕組みを構築しています。アートを纏い社会に変革をもたらすブランド「HERALBONY」のほか、商品や空間の企画プロデュース、取り組みを正しく届けるクリエイティブ制作や社員研修プログラムなどを通じて企業のDE&I推進に伴走するアカウント事業、あたらしい"常識"に挑戦する盛岡のアートギャラリー「HERALBONY GALLERY」の運営を行うアート事業など、多角的に事業を展開。さまざまな形で「異彩」を社会に送り届けることで、「障害」のイメージを変え、80億人の異彩がありのままに生きる社会の実現を目指しています。
ヘラルボニーは、障害のある方がひとりの作家としてその才能が評価され、さらなる活躍の道を切り開いていけるようにとの思いを込め、今年の1月31日「異彩(イサイ)の日」に国際アートアワード「HERALBONY Art Prize 2024(ヘラルボニー・アート・プライズ)」を新たに創設しました。
この度、ヘラルボニーが主催する国際アートアワード「HERALBONY Art Prize 2024(ヘラルボニー・アート・プライズ)」にて、グランプリをはじめとする各受賞作家と最終審査進出作家、総勢59名による全63点の作品を一堂に展示するアート展「HERALBONY Art Prize 2024 Exhibition」を2024年8月10日(土)より、三井住友銀行東館 1F アース・ガーデンにて開催します。
1 月31日から3月15日までの応募期間に集まったアート作品の総数は1,973作品。世界28ヵ国から総勢924名のアーティストから本アワードへの応募がありました。審査を通じて、グランプリが1作品、企業賞が7作品、さらに審査員特別賞として4名が選出されます。
グランプリ作品および受賞作品については、7月19日(金)に特設サイトおよびプレスリリースにて発表します。また、審査員との協議の結果、想像を超える素晴らしい作品を多数応募いただいたことから、新たに「審査員特別賞」を新設することが決定しました。審査員特別賞についても同日発表いたします。
「HERALBONY Art Prize 2024 Exhibition」では、 世界11カ国の国から、海外在住の作家20名、国内の作家39名による多様な作品をご覧いただけます。
■応募のあった作家の在住国一覧
アイスランド、アイルランド、アメリカ、アルゼンチン、イギリス、エチオピア、オーストラリア、オーストリア、オランダ、カナダ、キューバ、ケニア、シンガポール、スペイン、タイ、台湾、チリ、デンマーク、ドイツ、トンガ、日本、ニュージーランド、フィンランド、フランス、ベルギー、ポーランド、香港、リトアニア(50音順)
■展示作品の作家の在住国
アメリカ、イギリス、エチオピア、オーストリア、スペイン、デンマーク、日本、ニュージーランド、フィンランド、フランス、ベルギー(50 音順)
■「HERALBONY Art Prize 2024 Exhibition」
会期:2024年8月10日(土)〜 9月22日(日)
時間:10:00~18:00
料金:入場無料
会場:三井住友銀行東館 1F アース・ガーデン(東京都千代田区丸の内1-3-2)
主催:株式会社ヘラルボニー