震災の記憶を風化させず未来を志向する「第二回岩手・宮城・福島MIRAI文学賞・映像賞」 授賞作品決定

2024/04/11
by 遠藤 友香

執筆者:遠藤友香

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岩手・宮城・福島 MIRAI文学賞・映像賞実行委員会は、2024年3月30日に仙台市内にて、「第二回岩手・宮城・福島MIRAI文学賞・映像賞」授賞作品の授賞式を開催しました。

「岩手・宮城・福島MIRAI文学賞・映像賞」は、震災の記憶を風化させず未来を志向するために、未来を担う若者に地域の魅力・希望・未来を切り取ってもらい、文字と映像の力で3県を訪れる人が増えることを期待し設立されました。選考は、実行委員会が依頼した各界の有識者により審査されました。

MIRAI文学賞 授賞作品には、ファラ崎士元氏(33歳・団体職員)による作品「日本のグリムを追って」と、梅若とろろ氏(23歳・大学生)の作品「かえるところ」が選ばれました。

MIRAI映像賞 授賞作品には、なないろ氏(21歳・大学生)の作品「東北サプライズ 〜胸がときめく、面白い旅へ〜」 と、Arrangers‘氏(21歳・大学生)の作品「心を調律する東北「音旅」」が選考されました。

受賞作品は公式ホームページでの公開に加え、3県の観光PR等での活用を予定しています。

授賞式において、岩手・宮城・福島 MIRAI文学賞・映像賞実行委員会事務局の八重嶋拓也氏は、「今年受賞した作品素晴らしかっです応募いただい作品拝見拝読しますかなり1年比べ表現広がっなと感じおります。東北自然です文化、歴史、食、観光人の温かさを、こんなふう切り取っ表現してくださるってこと事務局してそうです地元1住民してすごく嬉しく感じました。この作品を通じて実際3県運ぶもっと増えたらと考えおります」と述べました。

MIRAI文学賞を授賞された梅若とろろ氏の作品「かえるところ」は、主人公バイト先輩実家ある福島県須賀川市訪れ様々出会い温かみ触れ引っかかっいた悩み見つめ直しいくストーリーです

梅氏は「この度素晴らしい賞をいただき、大変光栄です福島県須賀川市生まれました円谷英二監督生家近所あり幼い連れられ、レリーフ行っ覚えておりますそのため円谷英二監督にとって身近存在でした歴史文化恵まれ須賀川市を訪れいただきたくこの訪れた青年の心の回復を描きました震災当時から今日まで、私達は日々の生活を、一歩一歩歩んまいりました次世代バトン繋げられるよう、微力ながら故郷へ貢献できればと思います」と語りました。

MIRAI映像賞を授賞された「心を調律する東北「音旅」」のArrangers‘氏は、「昨年9月合宿東北訪れましみんな東北魅力や未来いうたくさん話し合っ結果やはりリラックス癒しいうもの出たですけどもそれ加え東北温かさとかあまり多く語らないよう東北人柄だったり喋りそして観光地どこか違う素朴いうものが東北魅力じゃないいうふう感じました

SNS映えとかスマホいうもの無意識疲れしまっいる若者東北運んスマホいうもの忘れ自分浸るそして東北という環境に浸るというストーリー表現しようと考えました。東北ならでは三陸鉄道とか作りとかサウナそしてサウナから直接飛び込むいうあまり東京できないよう経験ありましそのよう若者刺さるような、琴線触れるポイント詰め込みましたのでぜひ視聴いただきよけれ運んいただきたいいうふう思っいます」と述べました。

文学審査された、石巻専修大学遠藤郁子教授は、「今回非常意欲的作品集まっこちら読みながらいろいろこと考えさせられました。授賞作2作品は、両方紀行文性格文学だったのすが本当その何か根ざしよう手触り感じるよう文章でした若い感性による瑞々しい描きで、その文化触れ合っいる様子とても魅力的でした」とコメントしました。

映像作品審査され福島大学奥本英樹教授は、「映像最終選考に残った5作品見て感じこと本当若い世代っていう作りすごく上手なったって感じました。生まれときからスマホあって、多分いろいろな映像を自分作るっていうこともうすごく経験てるたち多いっていうまず思いあります。全て、すごくレベル高かっのでそこ驚きました

「心を調律する東北「音旅」」は、切り口やっぱり素晴らしかっ思います。こ映像はフィーチャーてるですけれども、都会はあまりにも多すぎその一つ一つには意味あるかもしれないけれどそれ多すぎる雑音なってしまうだけどこういう静寂一つ一つ切り取っ聞いみるそこには自然だったりだったりいろんな営み感じられそういったその素晴らしさ我々五感生きいるわけですからその一つ五感フィーチャーしたその切り口すごく素敵だった思います」と述べました

■「岩手・宮城・福島MIRAI文学賞・映像賞2024」作品募集開始

「岩手・宮城・福島MIRAI文学賞・映像賞2024」は、2024年4月1日から2024年11月30日 23時59分までの期間、作品の募集を行っています。

募集作品は、岩手・宮城・福島に足を運びたくなることをテーマとした未発表作品で、文学賞は12,000字以内で、現地を訪ねたくなる、若者を主人公にした小説、映像賞は、3~5分以内の現地を訪ねたくなる、ジャンル不問の動画です。

応募資格は、18歳(高校生可)~35歳までで、国籍・プロアマを問いません。文学賞・映像賞ともにMIRAI賞として、2名ずつに記念品と賞金50万円が贈呈されます。我こそは! と思う方は、ぜひ応募されてみてはいかがでしょうか。

岩手・宮城・福島MIRAI文学賞・映像賞 (miraiaward.jp)