世界初にして最大の国際的な高級ホテルブランドであり、世界で最もエキサイティングな地域に200以上のホテルを展開するインターコンチネンタル ホテルズ&リゾーツに属する「ホテル インターコンチネンタル 東京ベイ」では、2024年4月23日に、日本最古の伝統芸能である能の世界を気軽に体験できる宿泊プランをご用意しています。
能楽は、700年ほど前に観阿弥・世阿弥親子によって大成されました。現存する世界最古のパフォーミングアーツとして、ユネスコ世界無形文化遺産に登録されている、日本を代表する古典芸能です。
その表現方法は人間の普遍的な喜怒哀楽を独特の動きを抑えたスタイルで、徹底した「様式美」を作り出しています。また能の起源は奉納芸能であるため、日本の神仏をテーマにしたものや、世阿弥が生きた時代に流行っていた、平家物語や源氏物語を主題とする作品が多くあります。
この度の「能鑑賞付き宿泊プラン」 は、宿泊の当日に3階にある宴会場 「ハーバービューテラス」にて、 能楽を初めてご覧いただく方にもわかりやすいワークショップ形式で、能楽の「お囃子」 と呼ばれる楽器の演奏と解説からスタート。能面や能の衣装「装束」 の解説のあと、「謡」と「舞」で表現する 「仕舞」 を鑑賞していただき 、 最後に「謡」と「舞」と「お囃子」を同時に実演する「舞囃子」 の形式で、能楽の中でも700年間人気であり続ける「高砂」を上演します 。
出演者は、 重要無形文化財総合指定保持者のシテ方観世流 能楽師の上田貴弘氏、上田公威氏他、小鼓方大倉流能楽師16世宗家であり人間国宝の大倉源次郎氏など、総勢8名による演目となっています。
シテ方観世流 能楽師の上田貴弘氏
シテ方観世流 能楽師の上田貴弘氏は、「シテ方観世流は、能楽を大成した観阿弥・世阿弥親子から続く能楽の流派で、現在二十六代目となっています。観世流の拠点は、銀座エリア最大の商業施設「GINZA SIX」の地下3階にある「二十五世観世左近記念観世能楽堂」となっています。
今回は「能楽への誘い―春を寿ぐー」というタイトルで、能楽鑑賞が初めての方にも能楽の魅力を楽しんでいただけるよう、ワークショップ形式、かつバイリンガル対応で解説を入れながら進めます。
「屋島(やしま)」は源義経が主人公の演目です。讃岐の春の海の美しい情景で、こちらは「仕舞」という形式でみどころを主役のシテの謡と舞、そしてコーラスとなる地謡(じうたい)で構成しています。
「高砂(たかさご)」は、以前は結婚式におめでたい曲として、700年程謡われている能楽の人気曲です。兵庫県高砂が舞台、和歌の守護神 住吉明神が主人公です。春の美しい情景の中を颯爽と舞い、夫婦の和合と和歌の徳を寿ぐ曲となっています。こちらは舞囃子(まいばやし)という形式で、仕舞の形式にお囃子が入ったものでより華やかです。
能楽は、人間がもつ喜怒哀楽を内に込めたパワーを表すので、初めはわかりにくいかもしれませんが、解説を聞いたり、予習をしたりすると、本物に触れる面白さが見つけやすくなるかもしれません。是非皆さまには、今回の催しをきっかけに能楽堂にもお出ましいただけたらと思います」と述べています。
ぜひこの機会にホテルでゆっくり寛ぎながら、春を寿ぐ能の時間をお楽しみください。
■能楽への誘いー春を寿ぐー能鑑賞付き宿泊プラン
【宿泊日】2024年4月23日(火)より1泊
【料金】1室2名様利用時の1名様料金
※料金は消費税、サービス料を含み、別途宿泊税を頂戴します。
[プランに含まれる内容 ]ご宿泊1泊、能楽イベント参加費
クラシックルーム 69,500円
クラシックルーム NAGOMI ラウンジアクセス付き 82,250円
クラシックルーム クラブラウンジアクセス付き 86,500円
*チェックインは15:00 ~、チェックアウトは12:00まで
【能楽イベントの内容】
日時:4月23日(火) 開場 18:00 / 開演 18:30 / 終演 20:00 予定
場所:3階 宴会場「ハーバービューテラス」
構成:番組
一、お囃子ライブ 二、お囃子解説ワークショップ 三、仕舞 「屋島」
四、能面・装束解説ワークショップ 五、舞囃子「高砂」
出演:シテ方観世流
上田貴弘、上田公威、角幸二郎、木月宜行
笛:竹市学、小鼓:大倉 源次郎、大鼓:大倉慶乃助、太鼓:林雄一郎
【4月23日限定】能鑑賞
鑑賞料お一人様 12,000円
■注意事項
こちらのお申込みは能鑑賞のみのご案内となります。宿泊代は含まれていません。
お申込み後、メールアドレスへお支払い用リンクをお送りします。
お支払い完了後、ご予約確定となります。
演者はやむを得ぬ事情により変更になる場合もあります。
お席はお申込み順とさせていただきます。