
執筆者:遠藤友香(Yuka Endo)
1921年、フィレンツェで創設された「GUCCI(グッチ)」は、雪に覆われた壮大な風景を舞台にした新コレクション「グッチ アルティテュード」と、その広告キャンペーン発表を通じて、ウィンタースポーツの世界への新たな旅を始めます。

高地でのパフォーマンスとブランドを象徴するコードを融合させたこのデビュー コレクションは、空と山、静寂と躍動が織りなす雄大な世界を探求し、「高み」というテーマ が物理的にも象徴的にも浮かび上がります。

本広告キャンペーンには、かつてジュニアスキーチャンピオンとしてゲレンデを滑走し、その後テニス界の頂点へと 駆け上がったグローバル・ブランドアンバサダーのヤニック・シナーが登場。果てしなく続く白銀の峰々を背景にした彼の姿は、あらゆる挑戦において成功への鍵となる集中力と規律の象徴であり、グッチ アルティテュード コレクションのパフォーマンスとマインドセットを同時に体現しています。
ヤニック・シナーは、本広告キャンペーンについて次のように語っています。

「雪山に囲まれた中での撮影は、とても特別でユニークな体験でした。昔から山が大好きな私にとっても、今回の撮影が行われたロケーションは本当に素晴らしい場所でした。グッチはいつも想像を超えるアイデアを届けてくれますが、今回はまるで魔法のようで、決して忘れることのない経験となりました」。
ウィンタースポーツウェアの精密さと、グッチに受け継がれるレジャースタイルの伝統を融合させた本広告キャンペーンは、鍛錬と快適さのバランスの中に新たなコレクションの魅力を描き出しています。



各アイテムは静謐な美しさの中にフォルムと機能を融合させ、自然環境と調和するようにデザインされています。テクニカルなエレメントを洗練されたシルエットへと昇華し、現代的な視点で再解釈したウィンタースポーツウェアは、スポーツシーンはもちろん、 アフタースキーや街でも洗練されたスタイルを叶えます。グッチのロゴをあしらったゴーグルやラップアラウンドサングラスなど、スポーツに着想を得たアイウェアも登場。こうして華やかさだけでなくコントロールと意志、そして確実性を軸に、本コレクションは次の挑戦へと向かう人を静かにサポートします。


テクニカルウェアの機能性とブランドのシグネチャーコードを融合してデザインされた本コレクションは、最先端テクノロジーと洗練を兼ね備え、通気性に優れた3層構造や撥水加工、スキーパス用ポケットやタッチスクリーン対応素材など、実用性にもこだわっています。

またウェア、アクセサリー、シューズに加え、グッチはHEADとのパートナーシップにより、精密なクラフトマンシップが息づくアイテムも発表。スキーやアウトドアアクティビティのために作られたこのセレクションには、グッチを象徴するウェブストライプ入りのスキー板とストック、スノーボード、スポーツバッグ、ヘルメットを取り揃え、冬の極限に挑む瞬間に対応するテクニカルスポーツウェアの新たな定義を提示します。
なお、大丸札幌店1階イベントスペースでは、本コレクションを取り揃えたGucci Altitude Pop-Upショップを、2025年11月26日(水)から12月9日(火)の期間限定で展開します。
グッチ アルティテュード コレクション https://www.gucci.com/jp/ja/ns...
■クレジット
Director: Stillz
Photographer: Stef Mitchell
Stylist: Sydney Rose Thomas
Make Up: Michiko Ikeda
Hair: Daniela Magginetti
Talent: Jannik Sinner