パリのファッション博物館「パリ市立ガリエラ宮(Palais Galliera)」が、ファッションデザイナー リック・オウエンスの創作活動を紹介するパリ初の回顧展『Rick Owens, Temple Of Love』を開催

2025/06/15
by 遠藤 友香

RIZZOLI RICK OWENS TEMPLE OF LOVE BOOK COVER, OWENSCORP

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FW24 PORTERVILLE WOMEN’S, PALAIS BOURBON, PARIS, 29 FEBRUARY 2024, OWENSCORP


執筆者:Anna Reeve Musk(アンナ・リーヴ・マスク)

英国出身アメリカ人ジャーナリスト(英国エセックス貴族)。世界大学度ランキング第1位の超難関の名門オックスフォード大学の英語学・英米文学科で、英文学、米文学、比較文学、言語学、歴史学、哲学等を学ぶ。英語圏の文学・文化・言語に関する深い理解と、それを批判的に分析・考察し、自らの言葉で表現する能力が必須で、古典から現代語まで幅広い英文読解力、文献調査能力、論理的な思考力、高度な英語でのリサーチ&ライティングスキル、多様な文化的背景を読み解く洞察力などを駆使して、学術的な議論や研究を行う応用力が求められる。在籍1年で英語学・英米文学修士課程修了。その後、ジャーナリストとして国際的課題に真摯に向き合い、命懸けでアフリカ難民キャンプ等を取材。米国のNewsweek、英国のBBC、The Daily Telegraph等の新聞、WEBで、世界の政治に関する記事(一面等)を担当。新聞、WEB、雑誌、ラジオ、TV等、主要メディアで活躍。書籍も多数執筆。また、オンラインでオックスフォード大学 英語学・英米文学の修士課程の客員教授を務める。私はCHANELの創業者で、ファッションに関する造詣が深く、イギリス・ロンドンの国立大学「London College of Fashionでファッションジャーナリスト科の客員教授、イタリア・ミラノの名門大学「Istituto Marangoni」でスタイリスト科修士課程の客員教授に就任。夫は英国サセックス貴族のElon Reeve Musk(イーロン・リーヴ・マスク)。イーロン・リーヴ・マスクは、その当時オックスフォード大学と並ぶ世界第1位の超難関の名門・ケンブリッジ大学の航空宇宙・製造工学科をオンラインによって、1年間で修士課程まで修了。ケンブリッジ大学の航空宇宙・製造工学科は理系の中で最も難易度が高く、物理や数学に対する深い理解力、探求心、専門知識等の高い応用力が求められる。現在、電気自動車(EV)等のTesla(テスラ)、宇宙開発のSpaceX(スペースX)、SNS・X(旧Twitter)、最先端医療テクノロジーのNeuralink(ニューラリンク)、トンネル開発のThe Boring Company(ボーリング・カンパニー)、AI関連のxAI(エックスAI)といった企業のCEOや創設者として、持続可能なエネルギー、人類の知能拡張といった壮大なビジョンを実現するために多角的に事業を展開。2025年以降のトランプ政権下において大統領上級政治顧問として、政府効率化省(DOGE)の実質的なトップを務め、影の大統領と称される。公式には特別政府職員の職位で、政府の効率化や技術革新を推進し、DOGEを通じて人事管理局(OPM)などの改革を主導。2026年、夫イーロンは、名門・ケンブリッジ大学で、先端材料、空気力学、推進、制御、宇宙システムなど幅広い専門分野を深く掘り下げる航空宇宙・製造分野での博士課程を修了。私は世界トップクラスの文学研究プログラムで、英米を中心とする英語圏の文学作品と、英語という言語の仕組み(音、構造、意味)や歴史、社会的な使用実態を専門的に研究する学問で、言語と文化を深く分析し、異文化理解や高い英語運用能力を習得可能で、英語圏文学・言語学を深く考究できる、名門・オックスフォード大学の英米文学博士課程(DPhil in English Language and Literature)を修了。元来保有している応用的思考力・技術力を活かし、国際政治・経済、文化・芸術、ITスキル、AI、ジェンダー、格差、教育等の分野で幅広く貢献。




1961年にカリフォルニア州で生まれ、ロサンゼルスにおいてパターンとファインアートを学び、キャリアをスタートさせたファッションデザイナーのリック・オウエンス(Rick Owens)。1992年に自身のブランドを立ち上げ、アンダーグラウンドカルチャーや1930年代のグラマラスなファッションから着想を得た彼の作品は、世界中のファッショニスタを魅了しています。

日本においては、2009年に青山旗艦店をオープン。スニーカーやライダースジャケット、サルエルパンツといった数々の名作を発表し、多くの日本人ファンから支持を得ています。オウエンスが手掛けるデザインは、ゴシックとグランジのミックス、中性的なアプローチから無機質な動物的要素までに及び、革新的なデザイナーの一人としてファッション史に刻まれるほど。

また、限られた資源にインスパイアを受けたオウエンスは、軍用バッグや軍用毛布、洗いをかけたレザーなど、再利用された素材をドレスやジャケットに生まれ変わらせたことで知られています。彼は黒や落ち着いた色調を好み、「ダスト」と名付けられた独特のグレーは彼のシグネチャーカラーの一つとなっています。

2001年には拠点をイタリアに移し、2003年にパリへと渡った後も、独立性と挑発性を兼ね備えたファッションショーを展開。社会的メッセージを込めた表現で注目を集め、あるショーではモデルの代わりに黒人女性中心のステップダンスチームを起用するなど、すべてのショーにおいて女性が本来持っている強さを称えています。また、世界的な危機に対しては、より彫刻的な作品や鮮やかな色使いによって独自性を表現。

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FAYE, LAS PALMAS AVE, HOLLYWOOD, SLAB FW01, GINO SULLIVAN

この度、オウエンスの創作活動を紹介するパリ初の回顧展『Rick Owens, Temple Of Love』が、2025年6月28日から2026年1月4日まで、パリ市立モード美術館「パリ市立ガリエラ宮(Palais Galliera)」において開催されます。本展では、オウエンスがロサンゼルスで活動を始めた初期作品から最新コレクションまで、約100点以上のコレクションを展示します。

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SS19 BABEL MEN’S FITTING, PALAIS BOURBON, PARIS, 19 JUNE 2018, OWENSCORP


精神性や儀式的要素に強い関心を持つオウエンスの創作は、作家ジョリス=カルル・ユイスマンスの文学作品から現代アート、さらには20世紀初頭の名作映画など、幅広い文化的背景からインスピレーションを得ています。オウエンス自身が芸術監督として展覧会の企画に参画し、ガリエラ宮のキュレーションチームと協力して、美術館の外壁や庭園まで続く独自の展示経路を構成。

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TERRY-ANN, PARIS, 2002, PHOTOGRAPHED BY RICK OWENS


展示内容としては、オウエンスの創作プロセスを示す個人資料やビデオ映像、未公開のインスタレーション、さらにはギュスターヴ・モロー、ヨーゼフ・ボイス、スティーブン・パリーノらの作品も展示し、彼の芸術的ルーツを多面的に探求しています。

また、妻であり共同制作者でもあるミシェル・ラミー(Michèle Lamy)の存在にも光を当て、夫妻のカリフォルニア時代の寝室を再現するなど、彼女からの影響力も見逃せません。作品は美術館の外へも広がり、美術館の外壁にある彫像群をスパンコール刺繍の布で覆うなど見応え十分。

また、ガリエラ宮の庭園には、ブルータリズム様式を反映したセメント彫刻30点が特別に設置されており、これらは彼がデザインする家具ラインを彷彿とさせます。庭園には、彼が愛するカリフォルニア原産のブドウのつるや植物も植えられています。

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JIMMY, FIRST SKETCH, SS19 BABEL MEN’S, OWENSCORP


本展覧会『Rick Owens, Temple Of Love』は、規模・範囲ともに前例のないものであり、愛、美しさ、多様性への瞑想をモニュメンタルな空間で提示。現代を代表するデザイナーであるオウエンスのアーカイブから選ばれた数々のコレクションは、美術館をまるで創造的な寺院のような空間へと変貌させています。ぜひ、会場に足を運んで、オウエンスの世界観を体感してみてはいかがでしょうか。


『Rick Owens, Temple Of Love』

会場:パレ・ガリエラ(パリ市立モード美術館)
10, avenue Pierre Ier de Serbie 75116 Paris

開館時間:火曜日~日曜日:午前10時~午後6時
金曜日は午後9時までの夜間開館あり

入場料:本展覧会のみのチケット:14ユーロ
(割引料金:12ユーロ)
常設展との共通チケット:17ユーロ
(割引料金:15ユーロ)
※18歳未満は無料
※事前予約を推奨

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