FEB 9,2025 2025, oil on canvas , 1940×1620mm
JUL 6,2024 2024, oil on canvas 803×652mm
NOV 2,202 2024, oil on canvas , 1620×1940mm
執筆者:遠藤友香
株式会社パルコは、「渋谷PARCO 4F PARCO MUSEUM TOKYO(パルコミュージアムトーキョー)」にて、過去から連なる無数の”今”を静物という形で表現するアーティスト・北島麻里子氏による個展「Mariko Kitajima Solo Exhibition “Carpe Diem”」を、2025年5月10日(土)~5月26日(月)まで開催中です。
鮮やかな色彩と、繊細でユニークなモチーフの中に自らを溶け込ませ、息を呑むほどに絵画を細密に描き出す画家・北島麻里子氏。
作品が生み出す親しみと緊張感は、作品を通じて「自分が何者であるのか」を探求する作家の姿勢そのものであり、同時に鑑賞者に向けた問いかけでもあるかもしれません。約2年間の歳月をかけて制作した20点以上の新作で構成される個展「Mariko Kitajima Solo Exhibition “Carpe Diem”」。
「自分自身を確認するための日常的な行動」として絵を描く北島麻里子氏の作品には、透明なガラスでできた花瓶の後ろ側や、その脚の中に写り込む自身の肖像画が描かれており、今回の展示では、新作を含む約20点の作品を展示・販売します。また、本展開催を記念して制作されるオリジナル商品のほか、シルクスクリーンのエディション作品も販売予定です。
■ステイトメント
「つらい日や悲しい日、楽しい日、無数の愛しい日々と私が重なって今のわたしができている。
絵を描くことも画面と対話しながら日々を紡いでいく行為だと考えています。
わたしは1人で生きることはできなくて、あなたの存在があったから今のわたしがある。
そして、わたしはあなたに出会えたことを嬉しく思うのです。
美しい花を選んで摘む一瞬のように、今日と言う日をわたしはあなたと大切に生きたい」
北島麻里子
北島麻里子| Mariko Kitajima
1987年埼玉県生まれ。2014年東京造形大学造形学部美術科絵画専攻卒業。
2014 東京造形大学卒業制作「ZOKEI展」ZOKEI賞 、アートアワード丸の内
2014「倉本美津留賞」。
わたし達が生きていく中で現在に繋がる大切な一瞬一瞬をキャンバス上に留めることを私視点で試みている。それによって、すべての人にとっての「わたし」を考える手がかりになればと考えている。
■近年の個展
2023 「Hide and Seek」/MEDEL GALLERY SHU(東京)
■近年のグループ展
2024 「faces」(GALLERY CURU 、タイ)
2024 「grid3」(biscuit gallery、東京)
2023 「CONCERTO」(Lurf MUSEUM、東京)
2023 「CULTURE ART PARK 2023」(代官山蔦屋書店、東京)
2023 「grid2」(biscuit gallery,東京)
2021「属性/魔性」(WATOWA GALLERY、東京)
■近年のアートフェア
ART TAIPEI 2014,2015,2016(台湾)
ART OSAKA 2015,2023(大阪)
ART FAIR PHILIPPINES 2016,2020,2023(フィリピン)
ART FAIR TOKYO 2021 ,2023,2024(東京)
JING ART 2023(中国)
■「Mariko Kitajima Solo Exhibition “Carpe Diem”」
会場:PARCO MUSEUM TOKYO(東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷PARCO 4F)
会期:2025年5月10日(土)~5月26日(月) 11:00-21:00
※入場は閉場の30分前まで
※最終日18時閉場
入場:無料
主催:PARCO
キュレーション:SUNNYES