守谷史男は1938年生まれ、東京都出身。 行動美術協会会員、大阪芸術大学教授。アメリカ研修を経て抽象画に転じたが、アメリカ絵画の傾向を取り入れつつも、守谷独自のアプローチで抽象表現を取り入れた。 「跡」「境」といったテーマ性のあるシリーズ作品では、異なる時期やコンセプトを見事に表現されており、豊 かな色彩と多様な形態が組み合わさり、四角形や三角形の組み合わせが興味深い要素となっている。 今回の出展作である「廟・A」「廟・B」は、韓国旅行で見た廟や古墳のイメージが織り込まれ、洗練された中に も守谷独自の民俗的で土俗的な雰囲気が漂った作品となっている。
主な展覧会:1962年: 第17回行動美術展、1975年: 第1回GE展、1988年: 第17回日本国際美術展、1989年: 第11回 エンバ賞美術展、1993年: 第22回現代日本美術展、1993年: 大阪絵画トリエンナーレ'93、
2001年: 大阪トリ エンナーレ2001、2005年: 大阪国際アートフェスティバル。
このセクションには商品が登録されていません