夢をみることの重要性を問いかける「岡山芸術交流2022」開幕中!

2022/12/02
by 舘(テスト) 宏夢

(左から)横山有次 岡山芸術交流実行委員会副会長(岡山県副知事)、リクリット・ティラヴァーニャ 岡山芸術交流2022 アーティスティックディレクター、石川康晴 岡山芸術交流2022 総合プロデューサー、大森雅夫 岡山芸術交流実行委員会会長(岡山市長)、那須太郎 岡山芸術交流2022 総合ディレクター、木ノ下智恵子 岡山芸術交流2022 パブリックプログラムディレクター、和氣健 岡山芸術交流実行委員会顧問(岡山市議会議長)


岡山市で3年に一度開催されている国際現代美術展「岡山芸術交流」。2016年の初回から、2019年、そして今回の2022年と、これまで3回行われてきました。総合プロデューサーに石川康晴(公益財団石川文化振興財団理事長)、総合ディレクターに那須太郎(TARO NASU代表/ギャラリスト)、そして本年度はアーティスティックディレクターにリクリット・ティラヴァーニャを迎え、岡山城や岡山後楽園周辺エリアの様々な歴史文化施設10会場を舞台に展開。すべて徒歩圏内でまわれるので、街歩きをしながらアートに触れることができます。13カ国から28組のアーティストが参加し、2022年9月30日(金)から11月27日(日)までの51日間開催中です。


また、本展が地域に開かれ、根ざし、持続可能な芸術祭になるように、パブリックプログラムも充実。例えば、アーティストトークや対話型鑑賞、子供ナビと楽しむアートツアー、クロージングイベントなど、岡山内外の人・場所・文化遺産の3つのポテンシャルを活かした様々な企画が展開されるので、ぜひこちらもお見逃しなく。


記者説明会において、リクリット・ティラヴァーニャは「本展のテーマは『DO WE DREAM UNDER THE SAME SKY(僕らは同じ空のもと夢をみているのだろうか)』で、これはお互いを理解するためのもの。夢はどんなものなのか、意識、無意識は別として、不安定な世の中だが、一緒に夢をみることができるか、その可能性を考えることが需要。たくさんのアーティストの素晴らしい作品を、岡山の方々に観て欲しい。夢に対して、眼と心を開いていきたい」と述べました。


オープニングセレモニーには、岡山芸術交流実行委員会会長の大森雅夫岡山市長が登壇し、「疑問文でない本展のタイトルの説明を受けていないが、一昨日ティラヴァーニャと会話をした際、彼はシャドウという言葉を使っていた。男女の差、民族の差、障害の差など、影からみた夢だと理解した。現代アートは、作品を観ながら自分で新たな解釈をするもの。今回は旧内山下小学校の体育館にある滑り台の作品など、参加型のものも用意している。地元の方々や子供たちに楽しんでいただき、考えていただく場としたい」と話しました。


今回は、本展に展示されているアート作品の中から、10作品を選りすぐってご紹介します。


■旧内山下小学校

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リクリット・ティラヴァーニャ《DO WE DREAM UNDER THE SAME SKY(僕らは同じ空のもと夢をみているのだろうか)》 の作品に人文字で疑問符を描く、岡山市立岡山中央小学校の2年生の児童たち


タイ人アーティストであるリクリット・ティラヴァーニャは、料理や食、読書といった日常的な行為の共有を通じて観客と交流する場を設け、従来の展示形式を覆す表現で知られています。そんな彼の作品は、旧内山下小学校の校庭の芝生に、「DO WE DREAM UNDER THE SAME SKY」との文字を刈り込んだもの。


ティラヴァーニャは「疑問文としてすべての要素を備えていながらも、文末に疑問符のないこのセンテンスは、アイデアの入り口にしか過ぎない」と語っています。「この数年間、世界的パンデミックに加え、アメリカ国内の白人至上主義や世界各地のナショナリスト的ポピュリストの考えが強まってきた背景を踏まえ、この展覧会を、私たちの意識や起点を変革するものにしたい」と想いを述べています。


オープニングセレモニーの後、岡山市立岡山中央小学校の2年生の児童120名が来場し、この作品に人文字で疑問符を付けました。将来に対する夢を持つ児童たちの人文字は、胸に迫ってくるものがありました。


曽根裕

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曽根裕《Amusement Romana(アミューズメント・ロマーナ)》


2000年、イタリア・ローマで開催されたグループ展の際に構想された、曽根裕の作品《Amusement Romana(アミューズメント・ロマーナ)》。遊園地にあるジェットコースターをモチーフにしたもので、実際に滑ることができます。2001年にドイツ・ビーレフェルトの野外彫刻展のためにプロトタイプが制作され、その後2002年に日本の豊田市美術館、2004年にアメリカ・ニューヨークのデビッド・ツヴィルナー、2005年に金沢21世紀美術館でも展示されました。


この滑り台のような作品は、大人も子供も実際に体験することができますが、高所から滑り降りるため、予想外のスピードがでます。「ちょっと怖いな」と感じたら、体験を中止することも可能。衣服を守るために、滑る前に白衣を着用します。衣服や身体への摩擦が心配な方は、腰布や肘当てを使用してください。身長110cmから滑ることができ、お子さんの場合は保護者の同意が必要です。


片山真理

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片山真理《possession》


先天的な四肢疾患のため、9歳で両足を切断し「義足のアーティスト」として知られる片山真理。片山は「作家として生きること=経済活動をしていくことは社会に関わることであり、この社会では、私は障害者であり、女であり、母であり、いろんなタグがついている」と語っています。


20代の頃は、「特異な身体を被写体にすれば注目されるだろう」、「君の作品が評価されるのは君自身が障害者で若い女の子だからだよ」という心ない言葉を投げかけられることがよくあったそう。また、「ダイバーシティがテーマだから障害者が必要なんだ」と展示に誘われたり、妊娠に際して「障害のある子が生まれる」と他人に説教されたり、「セックスしてあげる」とホテルに呼び出されたリ、飛行機の検査やポートレートの撮影で突然大勢の前で「脱ぎますか」と言われることもあったといいます。


最近は、そんなことを気にも留めず、そのせいで落ち込むこともなくなったそう。彼女の作品《possession》シリーズは、教室に設置された暗幕と電飾の空間で、片山のセルフポートレートの作品を鑑賞できるもの。「よりよく生きることが最大の復讐だ」と述べる彼女の強い信念が伝わってきます。


プレシャス・オコヨモン

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プレシャス・オコヨモン《太陽が私に気づくまで私の小さな尻尾に触れている(Touching My Lil Tail Till the Sun Notice Me)》


巨大なクマのぬいぐるみが、廃校になった小学校の水の抜かれたプールに横たわっているプレシャス・オコヨモンによる作品《太陽が私に気づくまで私の小さな尻尾に触れている(Touching My Lil Tail Till the Sun Notice Me)》。空を見上げるぬいぐるみが、鑑賞者に見おろされる様子は、まるで服従を意味しているよう。レースの下着を着用したクマという思いがけない倒錯性が、禁じられ、逸脱したセクシャリティを想起させます。

オコヨモンはこれまでの作品と同様に、本作品でも可愛らしさを概念的な戦略として利用し、鑑賞者の敵意を和らげることを試みてきました。性的概念を、大きなクマの愛らしい姿によって、芸術として昇華させています。


島袋道浩

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島袋道浩《白鳥、海へゆく(Swan Goes to the Sea)》


神戸市出身で、旧内山下小学校の卒業生の母を持つ島袋道浩。幼少期、岡山城周辺を頻繁に訪れ、後楽園脇の旭川の茶店でも、ボートに乗って家族や親戚と共に遊んでいたといいます。

大人になり、アメリカやヨーロッパといった海外での活動や生活を経て、久しぶりに岡山を訪れた島袋は、子供の頃に遊んだ白鳥のボートが変わらずにそこにあることを見つけ、大変驚いたそう。世界中を旅してきた自身の人生と照らし合わせ、彼は白鳥のボートを海へ連れていくことを思いつきます。

海に連れていくことは、2012年と2014年の二度行われ、2012年は旭川河口の海の入り口までしかたどり着けませんでしたが、2014年には瀬戸内海、犬島まで到達。島袋が白鳥のボートに乗って海へ向かうときの高揚した気持ち、そのとき頭に流れていたメロディーを友人の音楽家である野村誠に伝えながら共に作曲し、ピアノの流れる映像作品《白鳥、海へゆく(Swan Goes to the Sea)》が完成しました。母が幼い頃に過ごしたであろう教室での展示は、島袋にとって特別な意味を持っています。


バルバラ・サンチェス・カネ

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バルバラ・サンチェス・カネ《悪臭の詩(Versos Rancios [Rancid verse])》


メキシコ出身で、メキシコを拠点に活動しているバルバラ・サンチェス・カネ。サンチェス・カネの作品《悪臭の詩(Versos Rancios [Rancid verse])》は、主な素材として生の皮を使っています。物事が腐敗して、再生していく過程を表現しているといいます。身体の一部である皮膚を、どう変化させるのかがテーマとのこと。

サンチェス・カネは「私たちの身体の最大の器官である皮膚は、その審美的な特性によって人間を分け隔て、また引き離すものでもある。それは人を差別するツールとして、私たちのアイデンティティに根づいている。さらに皮膚は、それが覆っているもの、その内側にあるもの、見ることも触れることもできないものとして、私たちが守っているものを映し出す。

暴力の歴史を、虚弱性を、そして儚い生き物の死すべき運命を表すものを守るために、皮膚はその盾として機能している。私たちに押しつけられたものを守り、そしてその押しつけられたものの象徴的な再解釈を守るための盾となっているのだ」と述べています。


■岡山県天神山文化プラザ

モダニズム建築の巨匠・前川國男によって手掛けられた「岡山県天神山文化プラザ」。屋上庭園やピロティなど、当時のモダンなデザインが随所に見られ、文化芸術の発信拠点となっています。


デヴィッド・メダラ

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デヴィッド・メダラ《雲の峡谷(Cloud Canyons)》


2020年に逝去された、フィリピン出身の国際的アーティストであるデヴィッド・メダラ。作品は彫刻やキネティックアート、絵画、インスタレーション、パフォーマンスアートまで多岐にわたります。19世紀および20世紀のヨーロッパの芸術や文学に強く影響を受け、戦後ロンドンの前衛芸術界でも活躍しました。

本作《雲の峡谷(Cloud Canyons)》は金属や水、石鹸でできた、定型のない立体作品。生まれては消えていく石鹸の泡が、まるで人生を彷彿とさせて、感慨深いものがあります。


■林原美術館

1964年に岡山市内で初めて開館した美術館として名高い「林原美術館」。実業家の故林原一郎が蒐集した、日本をはじめとする東アジア地域の絵画や工芸品と、旧岡山藩主池田家から引き継いだ大名調度品を中心とするコレクションを収蔵しています。


アート・レーバーとジャライ族のアーティストたち

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アート・レーバーとジャライ族のアーティストたち《JUA-サウンドスケープの音(JUA-SOUND IN THE SOUNDSCAPE)》


アート・レーバーとジャライ族のアーティストたちの作品《JUA-サウンドスケープの音(JUA-SOUND IN THE SOUNDSCAPE)》。本作は、水田に設置され、農作物の苗を狙う野鳥を追い払うための、人間ではなく、空気や水、風によって演奏されるジャライ族の伝統的な竹製楽器に着想を得たもの。

この現代的なサウンドスケープは、竹や木などの自然素材と、鉄や波板、モーターといった工業化された素材の両方が組み合わされていて興味を引きます。カタンカタンと心地良い音を響かせる作品は、木製の鳥のオブジェなどもあしらわれており、見た目にもほっこりとあたたかいです。

 

■岡山市立オリエント美術館

1979年開館の、公立では国内唯一のオリエントを専門とする「岡山市立オリエント美術館」。美術館建築としては稀である、自然光が取り入れらており、柔らかな光が趣のある空間を生み出しています。


ヤン・ヘギュ

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ヤン・ヘギュ《ソニック コズミック ロープ―金色12角形直線織(Sonic Cosmic Rope-Gold Dodecagon Straight Weave)》


ヤン・ヘギュの《ソニック コズミック ロープ―金色12角形直線織(Sonic Cosmic Rope-Gold Dodecagon Straight Weave)》は、金属製の小さな鈴を幾何学的なパターンで編んだ全長10mの作品。タイトルの通り、ロープ状の作品は吹き抜けの天井から吊り下げられ、1階のフロアに今にも届きそうです。

童話に登場するロープは、脱出の手段として用いられることが多く、ヘギュが着想を得たのも、韓国の昔話のひとつで、地上と空を結ぶ綱を登って危険を逃れた兄妹の物語だといいます。

ヘギュの作品の多くがそうであるように、この彫刻も人が触れることによって動くキネティックな要素を備えています。作品の鈴を手で操ると、共鳴してシャランシャランといった音を奏で、柔軟な構造を持つ作品が曲線を描きながら振動し、宇宙的な視座を彷彿とさせます。
 

■岡山城 中の段

戦国時代の大名・宇喜多秀家によって、8年の歳月を費やして1597年に完成した「岡山城」。岡山城は、歴代城主の下で岡山の町並みの発展を見続け、近代都市の礎となっています。
 

池田亮司

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池田亮司《deta.flux [LED version]》


岡山城 中の段に設置されている全長24mの大型LEDスクリーンに映像が映し出される作品《deta.flux [LED version]》。これは、日本を代表する作曲家でアーティストでもある池田亮司によるサイトスペシフィックなオーディオヴィジュアル・インスタレーションです。

データとサウンドは、基本的には実体として目に見えるものではありませんが、本作は不可視なものを可視化、可聴化、体験化し、来場者がその場でしか知覚できない作品に完全に没入することを狙いとしています。

映像は、宇宙の地図やタンパク質の分子構造、DNAの塩基配列、数学的な四次元空間の超立方体「ハイパーキューブ」、生データの情報スーパーハイウェイなど、膨大な科学データが数学的に次々と映し出されていき、圧巻の世界感です。



■岡山芸術交流2022
会期:2022年9月30日(金)-11月27日(日)[51日間]
時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)
※一部、開催時間が異なる施設がありますので、HP等で事前にご確認ください
休館日:月曜日(10月10日(月・祝)は、翌日の火曜日休館)
チケット:一般 1800円
一般(県民) 1500円
学生(専門学生・大学生) 1000円
シルバー(満65歳以上) 1300円
団体(8名以上) 1300円
単館 500円
会場:旧内山下小学校、岡山県天神山文化プラザ、岡山市立オリエント美術館、シネマ・クレール丸の内、林原美術館、岡山後楽園 観騎亭、岡山神社、石山公園、岡山城 中の段、岡山天満屋(表町商店街側ショーウィンドウ)
岡山芸術交流 OKAYAMA ART SUMMIT 2022


執筆者:遠藤友香